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このたびご縁があって神戸医師協同組合と業務提携しました。私は、資産税関係専門の税理士です。資産税関係とは、相続税を中心に贈与税、不動産譲渡、株式譲渡、相続に関する事業承継のことですが、資産税を専門とする税理士は多くはありません。
税理士選びは専門医選びと同じ
多くの税理士は、会社や個人事業者の経理や税金についての相談を受け、法人税又は所得税の申告書を作成する業務を行っています。
そのような、会社、個人事業者専門の税理士に相続、贈与の相談をしても適切なアドバイスがもらえるとは限りません。
相続、贈与については、相続、贈与専門の税理士に相談するべきだと思います。
相続は税理士によって結果が変わってきます
土地の評価
相続専門の税理士と不慣れな税理士でその差がはっきり出てきます。私は、土地の評価を行う場合、必ず現地に伺い、間口、奥行をメジャーで図ります。土地は正方形、正長方形ばかりでなく、不正形な土地も多くあります。不正形な土地については、不正形地補正という補正率を使って土地の評価を行っていきますが、経験の多寡によって評価額に大きな差が出てきます。
富裕層を対象とする相続税を増税
相続税の基礎控除及び税率構造の見直し
相続税の基礎控除を、3000万円+600万円×法定相続人の数に四割
引き下げ、2億円を超える税率が引上げされました。
実現すれば、亡くなった人のうち相続税の対象となる人が、現在の4%から6%に増えます。
特例居住用宅地等に係る特例対象面積を330㎡までの部分に拡充